2025.07.01 【FD宣言】「お客様本位の業務運営」に関する取組みについて
お客様本位の業務運営に関する方針
以下、株式会社 at-Planning (以下、「当社」といたします。)は、生命保険会社１０社・損害保険会社１社を取り扱う総合保険代理店です。
当社の企業理念は、リスクマネージメントに基づく提案思考とリスクソリューションの提供です。常にお客様本位で考える姿勢は創業以来変わらず、お客様に誠実かつ真摯に向き合っていく為、以下の方針を定めます。
なお、当社では、お客様を以下のように定義しています。
〇個人・法人を問わず、保険契約者・被保険者・保険金受取人などの保険契約者及び加入検討者
お客様本位の業務運営
当社は、企業理念に則り、お客様の最善の利益を図るべく、適切な相談業務(コンサルティング)を行うように努めて参ります。
・今般、金融庁から公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」を踏まえて、生損保総合保険代理店としてお客様本位の業務運営をより一層推進するため、「お客様本位の業務運営に関する方針」を策定し提示しております。
方針１. お客様の声を活かした業務運営
当社は、お客様のご要望に、誠実かつ迅速にお応えすると共に、お客様の声(ご満足いただいた
点、ご不満であった点、ご要望、ご意見等）を大切にし、学び、業務運営の改善に努めます。
《主な取り組み内容》
１．当社社員より「お客様の声」として頂いた情報を本社へ定期的に報告し、これを本社は月毎にとりまとめ、月次全体会議にて共有を行い、優先順位を明確にして改善に取り組みます。取り組み状況は役員会により進捗管理を行い、早期の改善に努めます。
２．至急で対応が必要なケースは、常に社員から本社へ連携がとれるように報告方法を周知し、業務管理責任者の判断において早急に対応する体制を構築します。
《KPI》
１.月１回の全体会議による共有実施の有無
２.年１回以上の本社報告方法の周知の実施
《お客様の声対応方針》
１.感謝をもって受けとめる。
２.最後まで責任をもって対応する。
３.業務品質の向上に活かす。
方針２．お客様への最善の保険商品の選定・推奨を第一に考えた行動
当社は、損害保険・生命保険共に複数の保険会社の商品を取り扱う保険のプロフェッショナルとして、コンプライアンスを遵守し、お客様に最善の保険商品を提供するよう、常にお客様に寄り添った行動を実践します。
《主な取り組み内容》
１.お客様のご意向等を踏まえたご提案：
お客様を取り巻くリスクの分析やコンサルティング等を通じ、お客様の知識や経験、財産状況、及び商品の購入目的を総合的視点に基づいて、お客様のご意向・ご希望や実情に沿った最適なプランを提案するよう努めます。特に、市場リスクが存在する商品においては、お客様の年齢、投資知識や経験を考慮に入れ、商品内容やリスク内容等について十分な説明を行い、理解いただけるよう分かりやすい言葉で丁寧に説明することを心がけます。
２.契約概要・注意喚起情報等を用いたご提案：
お客様に商品内容や商品の仕組みをご理解いただけるよう、「契約概要」「注意喚起情報」等の記載事項について十分な説明を行うよう努めます。
３.高齢のお客様等へのご提案：
高齢のお客様に対し、きめ細やかなご説明を行うことで、お客様にご提案内容を十分にご理解いただいた上でご契約をお預かりするように努めます。
４.重要な情報の開示：
変額保険や外貨建て保険等の特定保険契約については、市場リスクをお客様が負う特性を有する商品であるため、お客様にご負担いただく費用を開示します。
《KPI》
１.損害保険更新率と生命保険１３ヶ月目継続率
２.生命保険の早期解約件数
３.生命保険の高齢者(70歳以上)の苦情件数と早期解約件数
４.生命保険の「お客様にご負担いただく費用」を原因とした苦情件数と早期離脱件数
方針３．アフター・フォローと保険金・給付金のお支払い
当社は、ご契約後もお客様アフター・フォロー活動を行う事で、長期に渡りご満足とご安心を継続的に提供することに努めます。また、保険金・給付金のお支払いに関し、保険に携わる当社において最も重要な責務であるとの理解の下、お客様本位の視点から契約内容を分かりやすくご案内すると共に、継続的なアフター・フォロー活動から対応の必要性をいち早く把握し、対応のご支援が必要な場合は迅速な対応に努めます。
《主な取り組み内容》
１.お客様との定期的なコンタクト：
お客様と年１回以上の定期的なコンタクトをとることで、お客様のライフサイクルの変化や環境・状況の変化を把握する機会を持ち、必要に応じてご加入中の保険契約の保全手続きやメンテナンスをご案内致します。
２.保険金・給付金の請求漏れの解消：
アフター・フォローの一環として、ご契約後の定期的コンタクトをとる過程で保険金・給付金の請求漏れに関する注意喚起を行い、保険金・給付金請求漏れを無くすように努めます。
《KPI》
１.全営業社員（勤務型代理店含む）の年１回以上定期的コンタクトの有無
２.１.に同じ
方針４．お客様本位の業務運営方針の浸透
当社は、お客様本位の業務運営とお客様に利益の最大化を図るため、研修体系等の整備および当方針の浸透に向けた取組みを進めてまいります。
当社社員が適切な保険募集活動を行うための「勧誘方針」を定め、「勧誘方針」に基づく適正な保険募集活動内容は、コンプライアンス研修を通じ周知し、徹底しています。
《主な取り組み内容》
１.新規入社者への周知：
新規入社者へ実施する「入社ガイダンス」の必須コンテンツとして本取り組みの案内を徹底し、職務歴に関係なく当社取り組みを全社員への周知・浸透を図ります。
２.在籍者への継続教育：
毎月実施する社員向け研修において、社員の知識レベルの維持・向上を図ると共に、半期に一度の
ペースで本取り組みの内容読み合わせを行い、全社員が本取り組みに常に意識を高く維持できるよう努めます。
《KPI》
１.新規入社者への入社ガイダンスにおける該当項目周知の有無
２.年２回の継続教育実施の有無
方針５．利益相反の適切な管理
当社は、お客様の利益を不当に害するおそれのある利益相反取引等を適切に把握・管理するための体制を整備し、維持・改善に努めて参ります。
《利益相反取引とは》
１.お客様の利益と当社の利益とが相反する可能性のある取引
２.お客様の利益が当社の他のお客様の不利益となる可能性のある取引
３.当社が保有するお客様に関する情報を、お客様の同意を得ないで利用する取引
《主な取り組み内容》
１.適正な管理：
利益相反取引等の管理責任者(業務管理責任者)を定め、一元的な管理を行うと共に、利益相反の可能性がある取引を行おうとするときは管理責任者への事前の相談・報告を義務付け、役員会への報告項目として適切に管理して参ります。
２.販売実績動向の把握：
半期に一度、当社の販売傾向を分析し、提供会社からの手数料との因果関係を分析の上、是正すべき問題の有無をいち早く把握し、役員会において是正が必要と認められた場合は即時対応します。
《KPI》
１.利益相反取引等の管理責任者設置と、役員会への報告有無
２.年2回の販売傾向と手数料の分析、また是正が必要であった場合の対応有無
【金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」と当社運営方針の対応関係】
原 則 対応する当社運営方針
原則２：顧客の最善の利益の追求
運営方針１：お客様の声を活かした業務運営
運営方針２：お客様への最善の保険商品の選定・推奨を第一に
考えた行動
運営方針４：お客様本位の業務運営方針の浸透
原則３：利益相反の適切な管理
運営方針５：利益相反の適切な管理
原則４：手数料等の明確化
運営方針２：お客様への最善の保険商品の選定・推奨を第一に
考えた行動
原則５：重要な情報の分かりやすい提供
運営方針２：お客様への最善の保険商品の選定・推奨を第一に
考えた行動
原則６：顧客にふさわしいサービスの提供
運営方針２：お客様への最善の保険商品の選定・推奨を第一に
考えた行動
運営方針３：アフター・フォローと保険金・給付金のお支払い
運営方針４：お客様本位の業務運営方針の浸透
原則７：従業員に対する適切な動機付けの枠組み等
運営方針１：お客様の声を活かした業務運営
運営方針４：お客様本位の業務運営方針の浸透
※当社では複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売推奨しておらず、また金融商品の組成にも携わっておりません。 従って、原則５(注２)、原則６(注２)及び(注３)は、当社の取り扱う金融商品・サービス等が該当しないため方針対象としておりません。
2022年４月１日策定
2023年4月1日改訂
2025年7月1日改訂
株式会社 at-Planning
大阪府堺市南区深阪南182番地
泉ヶ丘ASビルF号室
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