| 新鮮!情報便3 |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【新鮮!情報便(第3号)2007.12.13】 東京海上日動 株式会社プラス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <<<<<巻頭言エリア>>>>> ■ INDEX---------------------------------------------------- ▽時の話題「十二支になぜ猫はいない?」 ▽ちょっとしたことわざ「寝耳に水」 ------------------------------------------------------------ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽時の話題「十二支になぜ猫はいない?」 ●十二支とは、もともとは十二年で天を一周する木星の年ごとの位置を示すために十二分した天を表す、古代中国の天文学での数詞(「1、2、3…」や「a,b,c…」のようなもの)だったと言われています。つまり、木星が申の天宮(区画)にある年なら申年、というわけです。つまり十二支の一回りとは、木星が軌道を一周する期間を意味していることになります。いつ頃成立したのかは定かではないものの、殷代には既に使用されていたと言われています。日本に伝わったのは六世紀半ば頃ですが、江戸時代には民衆の間にしっかり浸透しました。 ●十二支を表す漢字は「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」と表し、「鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪」ではありません。例えば"子"は"ネ"とも"ネズミ"とも読めませんし、そんな意味もないのに、どうしてそれらの漢字が当てはめられているのでしょうか?実は「子、丑、寅……」の方がオリジナルであり、「鼠、牛、虎……」の動物は、それに後から当てはめられただけのものなのです。 ●では一体どうして、これらの動物が十二支に当てはめられるようになったのかというと、初めて十二類(十二支獣)が文献に現れるのは後漢の『論衡』だそうで、一般に、作者の王充[おういつ]が民衆に十二支を浸透させるべく、抽象的な数詞を覚えやすく馴染み易い動物に替えたものなのだろう、と言われています。当時の民衆に馴染み深く人気のある動物をセレクトしたのでしょうが、なぜ想像上の竜までもが入っているのに、馬や犬同様馴染み深い猫が入っていないのでしょうか? ●その答えはこの民話が証明しているように思われます。 昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出しました。『元日の朝、新年の挨拶に一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう』と。動物たちは、一番になるため、めいめいが気張って元日が来るのを待っていました。ところが猫は、神様のところにいつ行くのか忘れてしまい、ねずみに訊くと、ねずみはいじわるをしてわざと一日遅れの日を教えました。猫はねずみが言うのを真に受けて、喜んで帰りました。さて、元日になると、牛は「自分は歩くのが遅いから、一足早く出かけよう」と夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発しました。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、牛の背中に飛び乗りました。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に着き、近付いてみると、まだ誰も来ていませんでした。我こそ一番と喜んで待つうちに門が開き、そのとたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまいました。それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、 鶏、犬、猪の順で着きました。猫は一日遅れで行ったものだから当然仲間には入れませんでした。それで猫はねずみを恨んで、今でもねずみを追い回すのだそうです。単に後漢の頃は猫がポピュラーでなかったとか、王充が猫嫌いだったかもしれないという夢のない説もあるようですが。 ●これは福島県の民話ですが、類話は日本全国に伝わっており、他に遅れてきた猫が神様に「顔を洗って出直して来い」と怒られて、以来猫が顔を洗うようになったとか、猫がお釈迦様の薬を取りに行ったねずみを食べてしまったために十二支に入れてもらえなかったなどというものもあります。この類話は中国、朝鮮半島、モンゴル、中央アジア、ロシア周辺にも伝わっており、殆どのものが「猫とねずみが敵対することになった由来」か「ねずみが牛にくっついていって一番になった」ことを語る話だそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽ちょっとしたことわざ〜「寝耳に水」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 不意の出来事や知らせに驚き慌てるたとえとして使われますが、その由来は寝ている時に耳へ水を注がれるとビックリすることからと思っている方が多いのではないでしょうか?実際に寝ているところに水を注がれるようなことはあり得ず、想像上の出来事から喩えられたとしても不自然すぎる説です。正しくは、寝ている時に聞こえる水の音のこと。「水」は、洪水などの濁流音で、「耳」は「耳にする」など、聞こえる意味で使われる「耳」である。治水が完全でなかった頃は、大雨が降ると河川がよく氾濫した。夜中寝ている時の集中豪雨で轟音が聞こえてきた時の驚きといったら...まさに『寝耳に水』というわけです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <<<<編集後記エリア>>>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行元:東京海上日動火災保険(株) 代理店:株式会社プラス 三井ゆき乃 |