ゲリラ豪雨に火災保険


この夏はじめて聞く言葉にゲリラ豪雨というのがありました。私の住む埼玉県上尾市も激しい雷雨が多く、家でパソコンをやっている時に3回ほど停電がありました。幸いハードディスクが壊れなかったので損害はありませんでしたが、お客様で2台ほど壊れてしまった方が出ました。

このお客様は、家財を対象に、総合タイプの火災保険に入っていたので、物の損害は保険金が出ました。しかしデータの復旧は対象外なので、こまめに他のハードディスクに移しておくことが大切ですね。バックアップを自動化するソフトがあるので、自分でやろうとせずに機械に任せるのも手です。私もつい億劫になり、数ヶ月もデータのバックアップをサボってしまうことが多いです。

また、川があふれて浸水、という被害も上尾市内だけで150件以上あり、床上が3件あったようです。総合タイプの火災保険では、こういった洪水も対象ですが、床上が出るのです。また、お店や工場など、床が地面と同じくらいの高さの場合、建物の立っている地盤から45センチの高さまで水がきたら対象になります。

このように、総合タイプの火災保険は火事よりも、実際は水や雷の被害に保険を使うことが多いです。


さらに、最近は新型の総合火災保険が出まして、東京海上日動だと、「個人財産総合保険」と言いますが、さらに穴を埋めるような保険になっています。なにが穴だったかというと、破損損害といって、自分で自分の建物、家財を偶然に壊したとか、建物の外壁にいたずら書きをされたなどの損害です。


自分で自分のものをわざと壊す人はいませんが、例えば家具の模様替えなどはあると思います。テレビを運んでいたら落としてしまい、テレビは壊れるるは、フローリングの床にはへこみができるはと、そういう破損はありえますよね。

また、ペンキでいたずら書きをされる例もあります。スプレーで噴射された場合は、従来の住宅総合保険でも「外部からの偶然の飛来」という解釈が成り立ち、保険対象になりますが、では、刷毛でペンキでいたずら書きをされたら??? これは飛来ではありませんから保険は出ないのです。

しかし、新型保険の「破損損害の特約」に入っていればこういう思いも寄らない損害も対象になるのです。こうやって保険も進化し続けて、リスクの穴を埋めているのですね。


意外に火災保険は奥が深いです。家や家財に、突発的偶然的な損害が出たら、まずは保険屋さんに対象になるかどうか聞いてみましょう。